なぜ禰豆子だけ太陽を克服できたのか?無惨が求めた日の光の克服とは?鬼滅の刃考察

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

鬼滅の刃に出てくる鬼は、再生能力や戦闘能力がかなり高いものの、太陽の光に当たると焼けて死んでしまうのが弱点です。
そのため、日が沈んでいる時間帯しか活動できません。

無惨はこの弱点がある限り「不死身の体」になれないので、太陽を克服するための手段を追い求めていました。

そんな中、126話で十二鬼月と戦闘後に、突如鬼の禰豆子が太陽を克服しました。

なぜ1000年もの間実現しなかった太陽克服が禰豆子にだけ起こったのか?
そもそも無惨が太陽克服のためにしていたこととは?

その原因や理由を考察していきます。

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鬼舞辻無惨が求めていた「太陽克服」

鬼を生み出した鬼舞辻無惨は約1000年の間、太陽を克服する方法や手段を探していました。

そもそもなぜ鬼は太陽に弱いのか

鬼が太陽に弱い根本的な理由は、鬼になった鬼舞辻無惨にあると考えられます。

鬼舞辻無惨がまだ人間だった頃は生まれつき体が弱く、医者にかかりっきりでした。
その医者は試作中の新薬を無惨に処方しています。

しかし、その新薬が完全に効く前に無惨は医者を殺害してしまいます。
そのため、強い体を手に入れたにも関わらず日光に当れない体質になったのです。

無惨が鬼を生み出す際、その体質も一緒に受け継がれていると考えられます。

詳しくは「無惨はなぜ鬼になって他の鬼を作るのか?その目的と過去とは?」で解説しています。

無惨が求める“青い彼岸花”

鬼になってしまったものの、無惨の弱かった体を治した新薬には“青い彼岸花”が使われていたとされています。

無惨は中途半端にこの新薬を摂取したことで完全な体を手に入れることができなかったと考え、自らの手で青い彼岸花を探し出して完全な体になろうとしていました。

しかし、1000年以上生きた無惨でしたが、結果的にこの青い彼岸花に出会うことはありませんでした。

太陽を克服するための条件

太陽を克服するためには“青い彼岸花”が有効、ということは確実ではないものの無惨にとっては最有力な情報でした。

他にも“太陽を克服した鬼”を無惨が吸収することで日光に当たれる体になるともされています。
そのため、禰豆子が太陽を克服したときに無惨は「ついに太陽を克服する者が現れた…!!!」と擬態を解くほど喜びをあらわにしました。

太陽を克服する条件
青い彼岸花を使った薬を摂取する
太陽を克服した鬼を取り込む

”増やしたくもない同類”の意味

無惨は「青い彼岸花」「太陽を克服する体質がある者」を探すため、自らの血を与えて鬼を増やしていました。
しかし、約1000年間どれだけ鬼を増やして彼岸花を探させても見つけられず、最強の十二鬼月ですら太陽を克服する者はいませんでした。

禰豆子が太陽を克服したと知った無惨は、同時にこのようなことも言っています。

「増やしたくもない同類(鬼)を増やし続けた」

鬼を増やし続けていた無惨ですが、本当は増やしたくなかったという風なことを言っているのです。

おそらく、無惨の呪いを解いた珠世のように、鬼になっても自我を忘れず無惨に敵対する存在増えるリスクがあることを理解していたのでしょう。

人間よりも攻撃力と回復力が圧倒的に強い鬼が、
力をつけたまま自我を取り戻して無惨に敵対してしまうと
無惨の「完全不死身」の目標が邪魔される可能性があります。

仮に日輪刀を持った強い鬼殺隊が自我を持った鬼になってしまったら
無惨にとって一番最悪かもしれませんね。

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禰豆子だけ太陽克服ができた理由

無惨が太陽を克服したくても簡単にはできていない経緯や理由はなんとなく把握しました。
では、なぜ禰豆子だけが太陽を克服したのでしょうか?

他の鬼と禰豆子の違いと“副作用”説

無惨や他の鬼達と、禰豆子と違いについて注目して見ましょう。
やはり一番最初に気づくことといえば「人間を食べていない」という部分でしょうか。

禰豆子は血肉を見るとよだれを垂らして食欲がそそられている描写はあるものの、
「人間は家族」という教えを守って人間を襲わず、眠ることで体力回復などをしています。

そこで最初に考えたのが副作用説です。

鬼は人間を食べてしまうとさらに体が強くなっていく代わりに“副作用”で太陽に当れない体質になってしまうのではないでしょうか。
人間を食べることを我慢することが太陽克服の近道だった…なんてこともありえるかもしれません。

ちなみに珠世さんや愈史郎も人間は食べてないものの、少量の血を摂取しているという情報があります。
人間の成分を少しでも摂取すると太陽は克服できないのかもしれません。

竈門家や禰豆子と青い彼岸花の関係

https://twitter.com/luna_shrimp/status/1201106961174892545?s=20

副作用説はあくまで仮説ですが、禰豆子(竈門家)は青い彼岸花と関係があったのではないかという情報もあります。

那田蜘蛛山編で累と戦闘中、炭治郎は走馬灯を見ています。
その中に彼岸花の描写があることが確認されているのです。

しかし、漫画は白黒なのでこの彼岸花が青色なのかどうか確定できる物はありません。

ですが、仮にこれが青い彼岸花だった場合、炭治郎はどこかで青い彼岸花を見ていて強く記憶に刻まれていたのではないでしょうか。

基本的に彼岸花には毒があるので、禰豆子がなんらかの経緯で摂取したという線はかなり薄そうではありますが、
幼少期に口にしてしまったという事故的なものであれば可能性はあるのかもしれません 笑

変化し続ける禰豆子の血

人間を食べることによる副作用、青い彼岸花との接点を挙げましたが
作中で珠世さんは炭治郎にこのような手紙を書いていました。

炭治郎さん
十二鬼月と禰豆子さんの血を提供し
研究に協力してくださってありがとう

浅草で無惨に鬼化させられた男性が自我を取り戻しました

禰豆子さんの血のお陰です
無惨の支配からも解放され少量の血で生きていられる

禰豆子さんの血の変化には驚いています
この短期間で血の成分が何度も何度も変化している

私はずっと考えていました
禰豆子さんが未だ自我を取り戻さず幼子のような状態でいる理由を

恐らく禰豆子さんの中では
自我を取り戻すよりも重要で優先すべきことがあるのではないか

炭治郎さん
これは完全に憶測ですが
禰豆子さんは近いうちに太陽を克服すると思います

鬼滅の刃15巻127話「勝利の鳴動」より抜粋

禰豆子の体は自我を取り戻すよりも、太陽克服を優先して変化しているというものです。

ここからは完全に憶測ですが、禰豆子は鬼でいる状態の方が戦闘能力があるため、炭治郎と一緒に戦えて一緒に行動ができます。
人間に戻ってしまうと、禰豆子は炭治郎を見守ることしかできず、家族の仇を炭治郎に託すしかなくなるのです。
そのため、禰豆子は自我を取り戻して人間に近い状態に戻るよりも
戦闘能力が高い鬼のまま、太陽を克服していくことを優先したのではないでしょうか。

鬼になった当初も炭治郎との強い絆を思い出して涙を流し、襲うことをやめた禰豆子です。
家族や兄弟の強い絆がもたらした奇跡のようなものかもしれません。

禰豆子が太陽を克服したと考えられる理由
人間を食べなかったので“副作用”が起こらなかった
過去に青い彼岸花と関係があった
自我を取り戻すよりも太陽克服を優先とした血の変化があった
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まとめ

作中では禰豆子だけがなぜ太陽を克服したのかはっきりとした理由は描かれていません。
しかし、所々に伏線やヒントのようなものがあり、たくさんの考察がされてきています。

ちなみに、無惨が鬼となった平安時代には日本に彼岸花はなかったとされています。
そもそも彼岸花は中国からきた花です。
通常の赤い彼岸花でさえ無かったのに、青い彼岸花を薬として処方していた医者は一体何者なのでしょうね。

原作は終了してしまいましたが、細かい部分まで見ていくとまだまだ鬼滅の刃を楽しむことができそうです。

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