
もののけ姫には都市伝説があるのはご存知でしょうか?
都市伝説、もとい裏設定を知ればもののけ姫の世界が広がると思いますので、今回は二人のその後についてやカヤのことなどまとめたものをご紹介いたします!
もののけ姫の都市伝説一覧
都市伝説①タタリ神の呪いは「命を奪う」。
アシタカが物語序盤でタタリ神の呪いを受けてしまいます。
その呪いとは「大きな力を与える代わりにその命を少しずつ奪う」というものでした。
その呪いが発動するきっかけは、アシタカの中の感情が暴走する時に起こっています。
・シシ神様を最初に目撃したとき
・エボシと対峙した時
・サンとエボシの戦闘を止める時
・おってきた侍との戦闘
都市伝説②カヤはアシタカの許嫁
アシタカのことを「兄様」と呼ぶカヤは実はアシタカの許嫁なのです。
カヤは村を立つアシタカにエミシー族に伝わる小刀を渡します。
その小刀は「私の思いは変わらぬ」という心の証なのです。
都市伝説③エボシは海外へと人身売買されていた
タタラ場の人たちに長と慕われていたエボシは、宮崎駿監督のメモによれば「過去に海外へと人身売買されていた」という裏設定が明らかになっています。
海賊の頭に妻にされるも自らの手で殺害し、明(当時の中国)の兵器とともに日本へ自力で帰ってきた。
という壮絶な過去があります。
作中でも石火矢という最新技術を持ち帰ってきた理由に納得がいきます。
都市伝説④タタラ場の住人はハンセン病の患者
人類の歴史上もっとも古くから知られ、恐れられてきた病気の一つであるハンセン病は、らい菌(Mycobacterium leprae)が主に皮膚と神経を侵す慢性の感染症ですが、治療法が確立された現代では完治する病気です。1873年にらい菌を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセン医師の名前をとり、ハンセン病と呼ばれるようになりました。
また差別の対象でもあました。エボシはそんなハンセン病患者を書くまい、タタラ場に住まわせていたのです。
自分も奴隷として売られていた身として、そんな行くあてのない人たちに手を差し伸べたエボシが村の人たちに慕われているのは納得ですよね。
都市伝説⑤サンはエボシの娘の可能性
サンは赤ん坊の頃にモロの君を恐れた人間から「生贄」として差し出された過去を持っています。
そのことからサンは人間を憎んでおり、山犬たちを本当の家族のように慕ってきました。
そんなサンの母親が実はエボシなのではないか?と推測されているのです。
サンが生贄に捧げられたのも、自然を壊す人間たちが山の神々の怒りを買ったからであり
人間をまもるためにエボシが我が子のサンを生贄にしたというもの。
サンがタタラ場を襲った際に、エボシはサンを殺さなかったことがその証拠だと言われています。
都心伝説⑥コダマは「となりのトトロ」!?
作中に出てくる白いコダマは実はのちの「トトロ」なのでは?と言われています。
もののけ姫の舞台は今から約500年〜600年ほど昔の話。
白いトトロは109歳という設定があるらしく、そう考えるとありえそうな話ではありますよね。
都市伝説⑦主題歌「もののけ姫」はアシタカのサンへの気持ちを歌ったもの
はりつめた弓の ふるえる弦よ
月の光にざわめく おまえの心とぎすまされた刃の美しい
そのきっさきによく似た そなたの横顔悲しみと怒りにひそむ まことの心を知るは
森の精 もののけ達だけ もののけ達だけ
米良美一さんが歌う主題歌「もののけ姫」はアシタカがサンへの気持ちを歌ったものなのです。
アシタカの心中をイメージした宮崎駿監督が1番のみの短い歌詞に思いが込められているようですね。
アシタカとサンのその後はどうなる?
「アシタカは好きだ、でも人間を許すことはできない」
「それでもいい、サンは森でわたしはタタラ場で暮らそう 共に生きよう」
というセリフで物語は終わりを迎えます。
一見離別とも取れる言葉ですが、宮崎駿監督はインタビューで「サンとアシタカはずっといい関係を続ける。アシタカはさんとタタラ場の人たちのためにいろいろな努力を払う」と答えています。
頻繁にあっているという話もされておられたようです。
またスタジオジブリから発売されている絵コンテの中に「アシタカがサンに求婚する」絵コンテが収められておりさらにそのプロポーズにサンが答えているようです。
二人はその後別々の暮らしを営みながらも「夫婦」として生きていくと思うとファンとしては嬉しいその後ですよね!
もののけ姫の都市伝説まとめ
もののけ姫の世界だけでなくジブリは「自然をテーマ」にしたものが多いですよね。
また隠された裏設定や都市伝説があるので知った上で作品をさらに見返すと
もののけ姫が深く楽しめます。
他にも何かあれば随時追記していきます。