脱初心者!ボルダリングのコツ・テクニック・ムーブ徹底解説!

脱初心者!ボルダリングのコツ・テクニック・ムーブ徹底解説!

初めてきた初心者の方や、ボルダリングを始めたての人がよく口にする言葉。

「筋トレしてからまたリベンジします」や「どこを鍛えればいいんですか」という質問をよくされます。

では、子供や女性でボルダリングをやっている人たちは筋トレをしているでしょうか?

おそらく、筋トレをストイックにやっている人は少なからずいるでしょうが、

ほとんどやっていないと思います。

では、なぜ力の弱い女性や子供がスイスイと登れるのでしょう。

体が軽いからという方も多いでしょうが、それだけではありません。

上達が早くなる、基本のムーブ(動き)やコツをご紹介させていただきます。

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ①

【オブザベをしよう】


 

 

登り方を説明する前に、

ボルダリング初心者の方が一番欠けていて、おろそかにしていると感じるのがこの「オブザベ」です。

オブザベとはオブザベーションの略で、「このホールドを右手でとって、ここに右足を置いて〜」

というイメージを登る前にすることを言います。

 

ボルダリング初心者の方にルール説明をする際に、

「登る前にホールドを確認して登りイメージをしてから登り始めましょう」と必ず伝えるのですが、

ほとんどの方は「よくわからないから、やってみよう」と、とりあえずスタート位置に向かいます。

この「よくわからないから、とりあえず」というのをやめれば、確実に上達が早くなります。

 

よくわからないまま登り始めて失敗するより、間違っていてもしっかりとオブザベして落ちるとでは

落ちた後に「この登り方は間違っていたんだな」、

「次はこうやってみようかな」という経験値やアイディアが増えます。

しかし、とりあえずやってみようで登り始めてしまうと、

なんで落ちたのかわからないままなので、ムーブの1つとして覚えておくことができません。

 

実際にキッズスクールをやっている小学生の子供達でも

自分で動きを考えて落ちた後も修正ができる子と、

すぐにどうやってやるか聞いてしまう子では成長スピードに差が出ています。

 

ボルダリング初心者が上達するためには必要不可欠なオブザベーション。

間違っていても考えてから登ることで失敗が生き、次に繋がるので是非とも実践してみてください。

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ②

【3点支持を覚えよう】


 

 

二等辺三角形を頭に思い浮かべてください。

クライミングにおける三点支持は、底辺部分が両足、頂点がホールドを保持している手の状態で

この形が最も安定した形になります。

三点支持の体勢が常にできていれば、片手を離すことができ、次のホールドをつかむことができます。

しっかりと両足に体重が乗り、腕にかかる負担を分散できると片手を離すことができるので、

安定した状態で次のホールドを掴みに行くことが可能になるのです。

基本姿勢であるこの三点支持を覚えていれば、楽にコースを登ることができます。

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ③

【おへその位置に気をつけよう】


 

 

なぜ、おへその位置を気にするかというと、体の重心はおへそ周りにあるからです。

先ほどご紹介した三点支持をしているときの重心は体の真ん中に、

 

 

右足に立ち上がるときは右足のつま先の直線上におへそが来るように、

 

 

左足に立ち上がるときは左足のつま先の直線上におへそがというように。

 

 

このおへその位置がズレてしまうと体のバランスは崩れてしまい、

無理な体勢のまま取りに行き無理やり力づくで取りに行く登り方になってしまい、

壁から体が離れて落ちてしまったりします。

足の位置や腕の力ももちろん必要ですが、

このおへその位置を気にするだけで片足でグッと立ち上がるのが楽になります。

ぜひ実践してみてください。

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ④

【つま先に力を入れよう】


 

 

クライミングシューズを履くときに少しきつめのクライミングシューズを履きますよね?

これは小さいホールドでも足の力をつま先に込めれるようにキツめに履いてもらっています。

手の力を込めてくださいと言われたらあなたはどう力を込めますか?

おそらく、手の平をグーにして握りしめるようにすると思います。

足も同じように指が少し曲がるくらいが一番力を込めれているんです。

 

そして普段履いている靴と違い、ベタッと足の裏全体で踏み込みません。

クライミングシューズは基本、親指の付け根あたりでピンポイントで踏み込みます。

全体重をそのつま先一点に集中させて、乗り込みます。

もし、置いているホールドが小さく、足に力が入っていないようであれば少し小さめのシューズに

サイズを変えてみてください。

不思議としっかりと踏みこめるはずです。

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ⑤

【右手を取るときは右足・左手を取るときは左足】


 

三点支持で取ろうとしてもどうしても届かないコースがあるはずです。

そんな時は、どちらかの足をあげれば届くかもしれません。

ただ、どっちの足をあげれば良いかわかりませんよね。

 

基本の登り方は、「右手を取りたい時は右足」、

 

「左手を取りたい時は左足」をあげるようにしましょう。

 

 

はしごを登っている自分を思い浮かべてください。

必ず、右足をあげて右手、左足をあげてから左手を掴みに行っているはずです。

 

この要領で、クライミングのコースも実践してみてください。

 

これが「右手で取りに行きたいのに左足が乗っている」もしくは

「左手で取りに行きたいのに右足が乗っている」という状態で

取りに行く動きを「逆足」というのですが、そのムーブをすると体が

ドアのように片方に開き、壁から体が離れ取りづらくなってしまいます。

 

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ⑥

【ひねりで遠くのホールドを取りに行こう】


 

基本である「右手を取りに行く時は右足、左手を取りに行く時は左足」が理解できれば、

次は体をひねって、さらに遠くのホールドを取りに行けるようにしましょう。

こちらも大事なのは「右手を取りに行く時は右足、左手を取りに行く時は左足」です。

さらに付け加えると写真のように、右手を取りに行く時に右足をひねりながら、

左手を取りに行く時に右足をひねりながら、取りに行くことです。

 

足の動きにコツが必要なのですが、しっかりとつま先で壁に対してまっすぐ置いて、

 

内股になるようにしっかりとひねるようにするのがコツです。

 

左も同様に、

 

足はまっすぐ置いて、

 

取る瞬間にひねるのがコツです。

 

体全体と足が同時にひねりながら動くことがコツです。

2つの動きを同時にしないといけないので、練習が必要です。

上手な人がくねくね動いているように見えるのはこのひねりをうまく使いながら動いているからです。

「つま先に力を入れる」ことと「右手の時は右足、左手の時は左足」が理解できていないと、

動きがギクシャクしてしまうので注意が必要です。

壁に近づくことで距離が出るため、遠いところを取りに行く時のムーブとしてよく使います。


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ⑦

【モノマネができるようになろう】


 

普段、行かれているジムで上手なムーブ(動き)をする人はいますか?

スタッフの人、常連さん、誰でもいいです。

まずは、一番ムーブ(動き)が綺麗だと思う人を見つけてください。

そして、ムーブをモノマネしましょう。

なんだ簡単じゃんと思ってたら大間違いです。

とても難しいんです。このモノマネ。

どっちの手でホールドを取りにいったか、どっちの足をあげたかだけでなく、

体の位置や、足の位置、手足の順番など全てをコピーする能力が必要です。

ムーブが綺麗・上手な人ほど、無駄な力を使わずに安定して登れていると言えます。

綺麗なムーブを真似することこそ、上達の近道なのです。

 


ボルダリング初心者が上達するコツ・テクニック・ムーブ⑧

【同じコースを反復しよう】


 

ボルダリングジムでの上達の基本は「できないコース」をやり続けることです。

何度もできない部分を練習することでその強度に慣れていき、そして体の使い方、持ちづらいホールドが

少しずつ長い時間持ってられるようになります。

しかし、何度も失敗するということに慣れていない初心者からしたらすごくつまらないですよね。

ゴールへの達成感がないので、修行に感じると思います。

そんな時は、一度できたことあるコースをもう1回登りましょう。

勉強の時と一緒で復習も大事ですよね。

ちゃんと基本的な動きができているか、綺麗なムーブでそのコースが登れるのか確認するように、

もう一度登り直してみましょう。

これを続けるとかなりスムーズなムーブ(動き)ができるようになります。

できれば条件をつけて厳しくして行きましょう。

例えば、

10個のコースを続けて登る。

足の音を鳴らさないように登る。

30分間で何本登れるか。

など、自分にとって少し厳しい条件をつけて登るとさらに上達しますよ。

何度も反復練習をして、基本の登り方をしっかりと身につけましょう。


まとめ


いかがでしたでしょうか。

上達するコツやムーブ、テクニックを8個のポイントにまとめました。

これを基本として、ある程度ボルダリングを続ければ、上達間違いなしです。

ただ、これだけでは全部登れるようにならないのがクライミングです。

一筋縄ではいかないから楽しいのです。

今後は中級編としてムーブやテクニックなどの記事を書きたいと思います。